JR福知山線脱線事故を巡る国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(事故調)の情報漏えい問題について、神戸地検が昨春までに証拠隠滅容疑でJR西日本の社員2人を取り調べていたことがわかった。
地検は最終的に立件を見送ったが、山崎正夫・前社長(66)(業務上過失致死傷罪で在宅起訴)らが刑事責任を免れようとしたことを裏付けるとみて、調書を公判の証拠としたい考えだ。
捜査関係者らによると、取り調べたのは同社で事故調に対応していた社員ら。
1人は事故調とのやり取りを担当する部署に所属。地検に対し、事故調の委員(当時)から審議の内容を聞き出すよう同僚に手配したほか、山崎前社長側が有識者に、事故調に自社に有利な意見を述べてもらうよう依頼したことなどを供述したという。
もう1人は別の部署にいた社員で、兵庫県警から自動列車停止装置(ATS)に関する資料の提出を求められ、一部を抜き取ったことを認めた。
証拠隠滅罪は、他人の刑事事件に関する証拠を隠滅、変造などする行為で、2年以下の懲役または20万円以下の罰金が科せられる。
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先輩の隊員を銃剣で切り付けたとして、殺人未遂罪に問われた陸上自衛官片岡淳弥被告(20)の裁判員裁判で、静岡地裁沼津支部(片山隆夫裁判長)は14日、懲役3年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
片山裁判長は、被告が被害者と示談を成立させ、懲戒免職が見込まれているとし、「社会の中で更生の道を歩ませるのが相当」と述べた。
判決後に記者会見した裁判員経験者らは「被告が自衛隊員であることは特に意識しなかった」(男性)、「自衛隊員ということは気にせず、事実そのものを考えた」(30代女性)などと語った。
判決によると、片岡被告は昨年9月21日、静岡県小山町の富士駐屯地で、先輩隊員の首を背後から銃剣で切り付けた。
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馬淵澄夫国土交通副大臣は12日の記者会見で、6月から高速道路の一部を無料化する社会実験によってドライバーが受ける便益は年間約1500億円に上るとの試算結果を明らかにした。2010年度予算で無料化に投じられる予算は1000億円のため、試算上は一定の費用対効果が生まれると確認されたことになる。
無料化実験は、10年度は地方を中心とした37路線50区間が対象。国交省によると、一般道から無料となる高速道路に乗り換える自動車の走行時間の短縮や、燃料費の節約などで年間約1500億円の便益が生まれるという。
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宮崎県日向市立幸脇(さいわき)小学校(19人)の運動場にミカンの苗木約130本が植えられた問題で、県警日向署は6日、苗木を植えた同市幸脇、無職福田究(きわむ)容疑者(59)を威力業務妨害容疑で逮捕した。
発表によると、福田容疑者は3月19日午後5時頃から同22日午後7時頃までの間、重機やスコップを使って同小の運動場(約2000平方メートル)の約130か所に穴を掘り、苗木を植栽。運動場が使用できないようにして学校の業務を妨害した疑い。
調べに対し、福田容疑者は「自分の土地に植えて何が悪い」と供述しているという。同署は、福田容疑者と一緒に苗木を植えていた知人3人についても容疑が固まり次第、逮捕する方針。
同小は同26日、福田容疑者らが無断で運動場に苗木を植えたとして同署に被害届を提出。翌27日には、同市教委の職員が同署員立ち会いのもと、苗木を撤去していた。
不動産登記簿によると、学校敷地内の土地の一部は福田容疑者の父が所有者となっている。福田容疑者は「うちの土地だ」として市教委に買い取りを求めていたが、市教委は「市側は大正時代に男性の父から土地を購入している。何らかの理由で所有権移転の登記をしていなかっただけだ」と主張し、所有権を争っていた。
捜査関係者によると、福田容疑者は年間数百円の固定資産税を支払っていたという。
逮捕を受け、同小の島田尚人校長は「今でも運動場には、苗木を掘り返した際の黒い土が残っている。二度とこんなことがないようきちんと所有権の問題を解決したい」と話している。
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