集団予防接種でB型肝炎ウイルスに感染したとして、北海道の患者や遺族計57人が国に総額19億9650万円の損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁(中山幾次郎裁判長)は12日、双方を交えた進行協議で和解勧告した。B型肝炎訴訟は患者と遺族計383人が全国10地裁で起こしているが、裁判所の和解勧告は初。
原告側は協議に応じる意向を見せている。一方、国側はこれまで和解には難色を示しており、進展するめどは立っていない。
札幌地裁は昨年8月、進行協議で原告と国側双方の意見を聴取。今年1月には、中山裁判長が「本件は和解で解決することが望ましい」と述べていた。
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西日本入国管理センター(大阪府茨木市)に収容されている外国人約70人が、8日から提供される食事を取らない「ハンガーストライキ」を続けていることがセンターなどへの取材でわかった。病気や難民認定を申請中の収容者の仮放免などを求めているという。支援者は千葉景子法相あてに近く、改善を求める要請文を提出する方針。支援者によると、センターでは最近収容が長期化する傾向があり、体調を崩す人も多いという。
センターや収容者と定期的に面会をしている市民団体「西日本入管センターを考える会」によると、ハンストをしているのは全員男性。仮放免のほか、所長との面会や仮放免が不許可となった理由の説明などを求めて、8日昼からセンターの食事を取らなくなった。
支援者によると昨年12月末現在に把握していた収容者106人のうち、11人が1年以上収容され、33人が難民認定を申請中という。
センターは「ハンストが行われていることは事実で、収容者の説得を続けている。ただ仮放免は個別に判断して決めることで、ハンストが影響することはない」と話している。
【勝野俊一郎】
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神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮(吉田茂穂宮司)は16日、強風で折れた大銀杏(おおいちょう)の幹の植え付け作業を終え、報道陣に公開した。本殿に続く石段脇で、残った根の約7メートル西側に植え、再生に期待を寄せる。
【無事だったころの写真も】鶴岡八幡宮:大銀杏倒れる…樹齢千年、実朝暗殺の舞台 大銀杏は樹齢1000年とされ、かつて源実朝を暗殺した公暁が隠れていたとも伝えられる。幹回り約6.8メートル、高さ約30メートルだったが、雪交じりの強風の影響で10日朝、根元付近が折れて倒れた。
再生の可能性があるとの判断で、幹の下部約3.6メートルを植え直した。内部には直径約1メートルの空洞もある。残った根からも、ひこばえ(幼木)が生えるかもしれないという。
石段は現在、通行止めになっているが、八幡宮は近く、一般の参拝客にも大銀杏を公開する予定。【吉野正浩】
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反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の活動家が日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」に侵入した問題で、海上保安庁は7日までに、現在日本に向かっている同船が到着し次第、船内で保護されている活動家の男を艦船侵入容疑で逮捕する方針を固めた。同船は12日にも東京港か横浜港に入港する見通し。
第3管区海上保安本部東京海上保安部が身柄を拘束し、一連の調査捕鯨妨害についても調べる。
関係者によると、男はニュージーランド船籍の「アディ・ギル(AG)」号の同国籍の船長で、先月15日午前9時ごろ、水上バイクで近づき、第2昭南丸に侵入。AG号は1月6日に昭南丸に衝突して大破しており、同号への損害賠償を要求している。
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自民党の舛添要一前厚生労働相は3日午前、国会内で谷川秀善参院幹事長と面会し、今月1日の講演で谷垣禎一総裁の進退に言及した問題について「英語で話したので翻訳で行き違いがあったと思う。非常に遺憾だが、問題はない」と釈明した。谷川氏は「発言には注意した方がいい」と忠告した。
舛添氏は「自民党の議員として何らぶれていない」とも述べており、谷川氏は会見で「舛添氏は新党を作って飛び出すとは考えていない」と述べた。
舛添氏は1日の講演で同党の政党支持率の低迷を踏まえて「党内の賢明な政治家が、谷垣総裁に辞任を促す方向に行くだろう」と述べていた。
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